1958-10-28 第30回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
ところが、たまたまことしは災害がありまして、災害で減額補正をずっとやりつつある段階において、それを今度、個人的に予約だけのものは責任を果したからということで、どんどん匿名代表で集荷をされますると、今の予約制度による集荷制度、これがくずれるおそれがあるのじゃないか。それから、来年からこの予約集荷というものがゆるんで、お互いに警戒をする。これは、だれしも税の対象になることはいやですからね。
ところが、たまたまことしは災害がありまして、災害で減額補正をずっとやりつつある段階において、それを今度、個人的に予約だけのものは責任を果したからということで、どんどん匿名代表で集荷をされますると、今の予約制度による集荷制度、これがくずれるおそれがあるのじゃないか。それから、来年からこの予約集荷というものがゆるんで、お互いに警戒をする。これは、だれしも税の対象になることはいやですからね。
県単位で新しい業者が入ってくるということになりますので、その制度と匿名代表者とあわせ併用されると思うのであります。従いまして、委託を受けます場合、委託を受けた代表者の名前において政府から金の支払いを受けるという制度に相なると思っております。その点は去年、おととしやりました匿名供出と同じ性質の内容であります。こういうふうに実は考えております。
従って今回におきましても、この匿名、代表者供出制度はぜひ残しておかなければならないのじゃないか、こういうふうに考えておりますのが一点であります。 それからその代表者、匿名の問題以外に、新しい業者をこの際入れるという問題があるのであります。これは御承知の通り、現在農協系統で集荷団体としてやっておりますものが一万二千ございます。
○中村(時)委員 もう一点、ちょっと概念的な問題としてのお尋ねは、今の匿名、代表の問題と、新しい業者の問題と、もう一つ地域性の問題がおそらく御構想の中にあると思うのです。今まで市町村でやっておったものを全県一地域にするという考え方があるかどうか、この点を一つ伺いたい。